を漠然と考えてみた
私は自分の意志とは反して基本ずっと業務SEとして前職は業務をおこなっていました、どちらかというとアーキテクチャ大好きだったのでインフラとかテクニカルなほうにすすみたかったのですが会社として(上司として)なかなかそっちに進ませてはくれませんでした。
そんな仕事をしていた私がなぜそうなってしまったか?も含めて業務SEとはなんぞねからどういう人がむいているか?をかんがえてみようと思いました。
実はこれ書いているの夜中の3時です( ´艸`)
まず顧客と会話がちゃんとできる人
これはどの仕事にも言えることなのですが、知らない人に対してもちろん多少は警戒するものの、臆することなくお話できる人でないとやっていけません。担当者は1人ではありませんからね、いきなり新しい人がポンと会議にやってきたり、助っ人でくることもあります。そういうときに思っていたことが話せなくなるような人ではつとまりません。
ある意味営業職ぐらい人見知りしてはいけない職種だとおもっています。
例えばですが、この業務詳しい人呼んできたからちょっと話して、っていわれて1時間業務を中断し来てもらった人といきなり、どこまで話すか?なんてことを考えながら何を聞き出すか何を言いたいのかこの人は、ってのを想像しながら当たり障りのない話から裏を聞いていくスキルが必要となります。
実はこれ、プログラマーさんとかSEでも技術オンリーの人ではできないんですよね。
現場の人にいきなり専門用語並べてもわからんっていわれて無駄な時間が過ぎるだけになってしまいます。
相手に合わせて柔軟な会話ができる人は業務SEに向いていると思います。そしてそこから顧客が何を求めているか?を想像し自社の利益になるためにはどうしたらいいか?(顧客ももちろん満足する内容で)を組み立てていくスキルが必要となります。
こうかくと難しいとおもわれますが、まずは話しをすること、自分が言いたいこと、聞きたいこと、そして相手が言いたいこと、困っていることをちゃんと聞けることが大切です。
そしてその中にある潜在的問題点を見つけ出すことができるようになるのが必要です。
話すだけでもだめです
もちろん業務SEというぐらいですから、相手の業務もある程度知識が必要ですし、どうやったら問題点を解決できるが技術的な会話もできなければなりません。
そう、営業とちがって技術屋さんなので、単純にこういう効率的な業務ロジックがありますよ、だけではなく、こういう製品、こういう技術を使えばその問題は解決できますね。とか提案もできなければなりません。
たとえば・・・という話をして反応をみるのも良くやる手です。これはいろんなパターンをしっていないとできないので、新人時代には難しいですがやってればなれていきます。
自分は、よく、これはここまでできるのであとこういう製品やこういう問題点をクリアできれば、この辺の組み合わせ、もしくは制作でできますねーみたいな会話は得意でした。
メーカーさんとかは自社製品があるので、出来ませんって即答してましたが、自分の会社はマルチベンダーでしたのでここの製品とあの製品をくみあわせて、ちょっとソフトつくればできるとおもいますよ、見積ってみましょうか?みたいなことでよく仕事もらったりもしてました。
製品だけではなく、同じシステム無いでもここでつかわれているこのパターンを改良して使う事で解決できませんか?みたいな提案をするとよろこばれます。新規で何でもかんでも作ると高いですからね。
高いと顧客は喜びませんし、受注できないと仕事にもなりません。しかし無謀なことをいってしまったら社内で叩かれます(;'∀')
なので、隅々までどういう技術が用いられつくられているかちゃんと把握しておく必要があります。
これがプログラマーでも単純作業しているコーダーと呼ばれる人たちとは違うスキルです。
新しい技術好き
でないとこれまた務まらないという面もあります。どっぷり同じシステムをずっとやってたとしても、顧客だってバカではありません、ニュースでこんなシステムがあるんですけど・・・みたいなこともいってきます。アンテナはってチェックしてないと、その場で回答できません。もちろん全部が全部即答できるとはおもっていませんが、私見をその場で回答できるできないは顧客の印象が異なります。
その記事みました、たぶんこういうことだとおもいますが、使えるかしらべてみましょうか?(もしくは使えないと思いますが・・)みたいな食いつき方と、さー?なんでしょうね?では顧客だって反応(期待)がことなります。
なので常に勉強しておく必要があります。アーキテクチャ的なものもあればハードウエア的なものもある。全く知らない製品でもパンフだけもってこられてあーこれはこういうことですね。みたいな読解力も必要です。
そういうのが得意な人は業務SEに向いています。
技術やさんとも話しができる
顧客とこういう仕様があればいいよねーみたいな話はできるんだけども、もちかっていざ実現しようとなると、現場から無理!っていわれることがよくあります。
何で無理なの?こうやったらできるんじゃん。って反論できないと失格です。
そのためには作りをしっていないといけないんですよね、言語的にこうやったらできるんじゃない?性能はでないかもしれないけどできるよね、H/W増強したらできる?とか逆にこういうH/Wもあるからいけるよーみたいな話しないといけません。
既に稼働しているシステムだと、こういう要望があるんだけど、ここからデータ引っ張ってきて、こういうロジックで処理して結果だせないかなー
みたいな会話を現場とよく話していました。そのとき、大抵めんどくさいと、処理落ちしますよとか、その時間ロックされてますからむりですとかいわれるんですけど、そこは理論武装してできるよね(^^♪ってもっていけるぐらい話せると楽です。
ある程度信頼関係ができてくると、この人がいってきてるなら出来るかもしれませんね、ってことで調べてくれるようになります。
たぶんこのDBとこのデータ組み合わせたら、こんなデメリットだけでつくれないかなーみたいな事をいうと、そんなことしなくてもこうやったらできるよ。って建設的な意見をだしてきてくれます。
それを引き出すためには、「あっ、こいつ中身しってて出来るから言ってきてる、楽な方法いわないと作らされる」っておもわせないといけません。
これができるようになると社内に敵もしばしば増えますが、自分は仕事しやすかったです。
ようは
浅くてもいい、専門知識を持った人とのコネクションとそこにつなぐためのネタをもつことが得な人は向いている人、一つの事を突き詰めたい人は向いていない人となります。
これいがいしらーんって人は顧客との話もできませんし、知らないことは人に╰( ^o^)╮-=ニ=一=してまかせっきりになるととんでもないものができあがります。
新しい技術、しらない業務にたいして調べる事、事前調査するぐらいの人は向いています。
まとめ
頑固一徹みたいなDBしかしりません、ネットワークしかしりません、この業務専門です!みたいな人になりたい人はその分野で活躍してもらえばいいですが、業務SEとよばれる新規提案、改善提案してシステム作る人になるには幅広いアンテナを持つ必要があります。
また提案だけであとはまかせた!っていう無責任コンサルティングする人はゴミです。
提案したら会社都合で移動にならないかぎり最後まで面倒みるぐらいの気合のあるエンジニアでないと顧客も信頼してくれませんよ。