よくいわれる
BS法とかKJ法とかいろいろ頭のいい人達が手法を考えてくれ解決策を導く手法を唱えています。
研修でもやらされました。
で?
開発現場で使ったことは?提案でちょこっとやりましたが
私はほとんど使う機会にめぐりあいませんでした。私が無能なのでしょうか?
(実働のコンサル部門に一時期在籍してたときの案だしがBSだったきがします)
大抵顧客がいると、キーマンがニギニギしているのでそれをどうさらに揉むかだけでした。それをBSというならBSかもしれません。
しかし、少なからず各個人の頭の中(メモ・ノート上)で自然とやってるのは事実だと思いますので、やり方を知る事を否定するきはありません。
結局は、意思決定できる人(例えば上司、顧客の責任者)の納得のいく解をみつけるだけになるので、手法も糞もないきがします。時間があれば松竹梅(古!)ではないですが複数案を出して近いものを、、みたいなことになるんでしょう。((提案だと大抵コスト別です))
研究者や学者さんはべつよ
はい、私がいってるのは全て制限(顧客の方針、リスク、コスト)があるなかでどうすべきかを提案、改善、リリースにこぎつけるための仕事しか基本していません。
なので自分は研究部門とかなり仲が悪かったです。
だって、いうだけいって後始末もしないもん。作った物に責任もたないもん。
次の開発あるんだから邪魔するな。。。ってアホカ!お前が作ったものが顧客がつかってトラブってるだぞ、、せめてドキュメントぐらいのこってるか作れよっていったらソース見てくれっていわれのは愕然とした事例もあります。*1
もうね、、どうぞ、時間たっぷりコストかけ放題の研究の中であーだこーだやってくださいましー。現場はそんな暇も金もありません。
でもそうやって議論しているなかから新しいものを生み出す作業であることには賛同します。
過去経験してひどかったのは
係わった自社開発システムの次世代コンセプト作りに参加したことがあるんですが、まずは自由にといわれたので、現状の無駄を省き、現実的な物でかためて次はこう効率化しましょう?ってだしたら
既存技術のよせあつめじゃないか、、もっとコストや制限を取っ払って革新的なものはないのか?
といわれ、次はい、んじゃこういう最終目標でつくったらどうですかと資料をつくると、
現状から変えすぎて、現実離れしすぎてコストがかかりすぎる。
え?だからフェーズ分けしてるんですけど、、っていったら時間かかりすぎるわアホ!って言われた。
(あんた前なんていったよって叫んでやりたかったですね)*2
はい、結局この辺ってのが決定権をもつお偉いさんの頭にあるわけですよ、それを導けない私が無能なんでしょうけどね。
何のための自由に検討していい時間だったんだろう(月単位で資料や実証実験(簡易プロトタイプ作成)しました)
で、忙しくなったからと別の部署にメンバーぽいと。。。。もどされて。。何だこれって思った。
自分はどうも現実と理想未来の両極端しかみれなかったようです。なので無能なんですね。
最初から時期やコスト、方針を言わないからこうなるんだよって思った個人的に超無駄な時期を過ごした数か月でした。
そもそも
顧客が出してくる条件をクリアするための提案をコンサルなり自分たちが現実的なもので見積もる際の条件はどうしても、コスト、スケジュール、現実性なんですよね。
ってことはもう選択肢なんてほとんどないんです。
ウルトラCじゃないですけどそんなパターンでだしても顧客が喜ぶかどうかは、、顧客次第です。
一度だけ、現実的不可能じゃないけど、これだけの(条件の)障害と制限、さらにライフサイクルが短い(コスト無駄になるんでは?)ですけどいいですか?っていうシステムを提案して通ったことがあります。
顧客はその短時間の穴をどう塞ぐか?が隠れてた問題だったようで、すげー喜ばれたんですけど、そんな事例はめったにありません。(自分はその一件のみです)
ってことで現場では
行きつく先は、現場にいるメンバ、もしくはそのツテの知識で収まるところに収められる人が現場で活躍できます。
この件あの人にきいたらなんとかなるかも?や、あの技術つかえないかなーという直感でいかに早く動けるかなんですよねー
付箋紙にはってどうこしてたらその間にリソースがつぶれます。
いやー理想はわかるよ、直感ではなくじっくり考えて最適解を見つけ出しましょうっていうのは、、、
あのときああしとけばよかったかもなーっておもうことはよくあります。
けどそんなことが出来る環境(リソース潤沢)なんてごくわずかです。
まとめ
仕事の中で研究や研修、考える時間をもらえたのはすごく恵まれているとおもいますが、実践でやくにたったのだろうかと考えると疑問がついてしまいます。
いかに、時間のある学生のうちに頭の中でそれが完結できるようになっているのか?勉強しておくか?が大事だと自分は考えて反省しています。
インシデントに対し、案が複数でたとしても最適解が選ばれるわけではありません現実案がとられます。現場にいればそれを自然と学ぶわけですが考えてみると、いかに自己啓発で知っておくことが重要か?そしてどれが今使えるのかを選択できるか?が重要です。
一つの手法しったから当てはめてみようとおもうとたいてい失敗します( ´艸`)