最近のアクセスログのなかで
今年の初めに書いた
virtualcurrency-se.hatenablog.jp
が結構上位にくるようになってきました、、、うーん、なにか引っかかる人が多いのかな。共感?それとも反発かな?
わかんないけど新人から大企業病を発病している人に対してのなんらかのアクションがあったのかな( ´艸`)
そもそも仕事とは
営業じゃない限り、決められた目標(成果物)に対し、いかに品質を保ちながらローコストで実施する。
ってことじゃないかなぁ~と思います。
しかし、現代日本ではローコストばっかり優先されて、本来必要な品質軽視が進んでいるようなきがします。
その原因が無理な工数見積もり、予算、人的問題、政治的問題などなどいろいろ問題があるとおもっています。
さて、個人的な意見ですが
成果物を上げるにして
A:スケジュールも予定通りで品質も目標値範囲内達成
B:スケジュールは短縮で品質は目標値範囲内達成
C:スケジュールオーバで品質は目標上限値で達成(もしくはそれ以上)
D:スケジュールオーバで品質は目標下限値で達成
E:スケジュールも品質も管理していない
理想は、スケジュールも常識内での最短(短縮され)で、品質は目標値上限かそれ以上が良いのですがそんなことはめったに起こりません。
で、個人的にEは論外としてA~Cがどの順か?っていう話になるとたぶん人によって違うとおもいます。
Aが一番という人もいれば、Bが1番、Cが結果的にいいんだっていう人もいるかもしれません。
まぁCを選ぶ理由はあまりないですけどね。というかスケジュールオーバしてる時点で目標達成していないですし( ´艸`)
私自身は
Bのスケジュール短縮で目標範囲内案件を1番危険だと思っています。
が、今の日本Bが優遇されるんじゃないでしょうかねぇ、、、よくわからんけど。
なぜこのようなことを書いているか
今年、車関係でリコール問題や検査結果改ざん問題がちょくちょく顔だしているじゃないですか、たぶんですが
AよりBのほうが評価高いという風潮があるんじゃないかなーって思っています。
某プロジェクトでは、見積もりに対しスケジュールが一定以上短縮されている場合はインシデントでした。
例えば本来10日かかる作業(工程)を5日で品質検査も閾値内で仕上げてきました。(約半分ですね)
とします。※人員や環境は予定通りとします。
これをあなたは工期短縮しスバラシイ!と評価しますか?それともなんでそんな工期短縮できたの?と問題視しますか?
これを素直にスバラシイと思った人は、、、、危険です。(と、私は思っています)
なぜ半分の作業で終わったのか?
疑問になりませんか?
その理由しりたくないですか?
手抜きされていませんか?
わざと、理由がはっきりしているかいないかを書いていないでの問いかけでした。
その理由次第で誰(なに)が問題か?を判断しないといけないからです。
例えば
作業自体問題もなく、品質も問題がない場合は
作業見積もりに問題がある。
すなわち計画する人達の見積もりがずさんすぎます。見積もりがずさんということは、スケジュール、工期、予算全てに影響があるわけです。
次に、試験(検査)が適切に行われていない可能性
再試験や作り直しがめんどくさくて試験結果を改ざん、もしくはスルーした場合ですね。今ホットな部分です。
実際は、試験評価基準が間違っている可能性もあります。
その場合、次回から評価基準を直さないといけません。
試験(検査)していない場合は、作業員の指導や手順・体制の見直しが必要です。
大抵、作業実施者(実施内容)に問題があるケースが多いんですけどね。
まれに、たまたま本件は上手くいったので想定外でした。対処したメンバが想定以上の熟練者でしたとか、レアケースもあります。
特に一品物を作る場合は工数読めないため見積もりにも大きなバッファがかかります。
この場合は、なぜ本件は短縮できなのかノウハウをためる必要が出てきます。
特殊なケースを除き、同じようなケースが以降どこかで発生する可能性があります。
よって理由を正しく理解しメンバで共有する必要があります。
そうしないと、原価計算がボロボロになります。
見積もり(予定)にくらべ乖離が一定以上ある場合
を問題視するかしないかです。
悪い方はだれだって対処するでしょう。
良い方を対処していますか?
たまたまを放置してたらいつまでたっても改善しませんよ?作業者スキルに依存している場合は、作業者アサイン方法を見直すべきですよ。その人には本来違う仕事をしてもらったほうが良い可能性もありますし、その人がやるなら見積もりに反映すべきです。
実際、この人がやるからこの工数でいきます、、ってよくやるんですけど、そういうときに限って病気やケガ、はたまた政治的パワーがはたらくこともあるんですけど、その場合は違う問題として考える必要が出てきます。
人に起因する場合
実際クリティカルなところはAさんがメインでやるけど、Aさんがいなくなったときのスケジュールや見積もりも実際計算します。
そして全体影響が出ないレベルで見積もり計算をします。
たとえば本来Aさんが予定通りやれば5日かかるが、Bさんが行えば10日かかるとすると。。。
Aさんがいなくなる可能性をどれだけ考慮するかを考えるのが計画する人の仕事(責任)だと思っています。
例えば、クリティカルすぎる場合は10日とし計画する(2倍)、多少遅れても問題ない場合は7日、スケジュールがどうしてもアウトな場合は5日でAさん倒れないでと祈る。
とか、、、
どちらにせよ読みにくいリスク管理が必要になります。
まぁ経験するしかないよねー、ステップ数(作業内容)できめられているからこの工数、、ってやってるだけなら、そのうち誰でもできるってことで仕事がなくなります( ´艸`)。
まとめ
だらだら書くのもなんなので、、この辺にし問題定義だけの内容にしておきます。
というのも、何が正義かは1つだけではないとおもっているからです、見る人、業種、内容によって考え方もちがうでしょうし、重要度もことなりますから。
少なくともなにかを製造し保障する必要がある仕事をしているのであれば、ずれや問題が、工程があとになればなるほど大変になる。特に顧客に引き渡す前後では雲泥の差があるので、頭を使って高給取りしている人達はちゃんと考えないといけないよねということを言いたいです。