今回の気象やダムやいろいろなところで
想定外って言葉が出てそれに対して議論してますよね、もちろん人・物的被害が出てしまっている方は気の毒ですし次は我が身、、、
そしてどこまで想定するかは設計時にある程度行って、運用もVerUpしながらうごかしていくんですよね
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で、なんでもかんでも
想定外というのは、想定外という言葉自体を否定されそうで今怖いです。
言ってる人に言いいたいです。
どこまで想定しているか知ってますか?
それで想定してないのはなんでやねん!って突っ込むのはアリだとおもいます。
でも、知らずに運用者が想定していない事態が発生したので今あるマニュアル通りおこなったことについて文句ういうのは厳しいです。
平常時にここまで想定したいので予算(金)くれっていったら出しますか?90%
*1だしませんよね。
しかも運用始まったら毎年かかりますとかいったらさらに出し渋りますよね。
行政が行うなら税金あがりまくりですよー
運用はコストに直結
システム屋からすると、作るとき、設計時の予算はそれなりだけど、運用費はゴミみたいな顧客をたくさん見てきています。
個人的には動かし始めてからのほうが重要なんですけどね、、分かってらっしゃらない。
で、年に数回おきるかもしれないから対策をというと
予算(金)がないからそんなもんしらん!
で、実際おきたら
なんとかしろ
そんな無茶な、、、起きるゆうたやん、しかも想定してたとか言ったでしょとかつたえたらもうね、、、(自分は起きた時は落ち着く(振られる)まで触らないことにしています。)
年に1度、数十年に1度、へたしたら運用期間に1度起きるかどうかわからないことまで対処しようとしたら莫大なリソース(コスト)がかかります。
ダムの放流については今回の件で運用見直しがされ今後ましになることを祈ります。
個人的にはそこまで検討する予算かけてないのかかけられなかったのかの議論をのぞいて、怒ってる側がおかしいと思っています。
利権による適当運用しか考えてないという状況なら怒っていいですよ。血税を無駄にするなと。(民間ならしりません)
で、いろんなBlogとか記事よんでると
なんで想定外やねん!もっとふったらどうするかとか、隕石おちてきたらどうするかまで考えとけよ!みたいなことを書いてる人に私はイラっとします。
残念ながら被害が出てしまったけど想定外は想定外なんですよ、落としどころをどこにするかが問題なんです。
そして改善できる事案・運用なら改善すればいいだけです、テストケースが増えましたやったね!(不謹慎ですみません)ってところです。
自分の地域にどんな危険性があるか
をちゃんと把握しておくことも大事だと思います、持ち家・賃貸だとしても。
たとえばM9の直下型地震が連続でおきても大丈夫なような場所、100mの津波がきても大丈夫な浜辺まですぐの場所*2、、、そんなのをさがしてもあるわけがない。
でも、震度7程度の地震に耐えたい、10mぐらいの津波には耐えたい、って考えたらそこそこ現実的な物件・土地は出てくると思います。これが落としどころです。
川が近ければその川の堤防がどうなっているかその堤防が決壊したらどうなるのかなんて地図みて現場みればある程度わかるはずです。
今回だってハザードマップ通りの場所もあったようですし。
しかし、それと歴史、生活面(畑や仕事)、価格、施設などを考慮してそこに住んでいるわけですから。
一番単純なダメな顧客
よく、仕事でサーバやPC、機械でもなんでも止まったら困る、壊れたら困るという人ほど、バックアップ機を用意しません。止まった時の回避策も考えていません。
そして仕事ができないから早く直せなんとかしろと文句言います。自業自得です。
壊れないと想定しているから想定外が起きたね、ってなります。
まとめ
最悪を想定するのは必要で私もどちらかというと、想定しすぎるタイプで、上司や顧客に削られて行きますが、その場合は自分はあきらめがつきます、そこまでの想定で良いと判断してくれるので。民意はたくさんあるのでまとめられないかもしれませんが、防波堤XXcm高く作った低く作ったでもめてるのみてると本質はどこにあるのかよくわからなくなります。
とはいえ、譲れないものがあるならそこ(それ)には惜しみなくコストかけていきましょう。