元SEの車・バイクネタ&毒吐き日記、時々仮想通貨

元SEが愚痴ってるだけの日記を記載しています。

【システム】システム更新に伴うトラブルについて

いろんな人が

つい最近起きたシステム移行トラブルについて

いろんなこと好き勝手言ってるようなので自分も言ってみる。

 

 

まず風土

自分が思うに日本のシステムはリリース時から(実装部分は)完璧でなければならないという風土であり、インフラにいたっては99.9999・・・・%稼働でも1件起きたら思いっきり叩かれるのが我が国日本である。

 

でその中でのシステムの立ち位置

開発・構築費はだしても保守費は出さない企業が多すぎるねん。

社内情シスの人とか大変だと思う。経営者クラスにマジでただのコストセンターだとおもってるアホもいっぱいいますから・・・

いくつものシステムを作ってきた身からすると

基本最初のリリースで完璧、止めない限り問題は出ない、1個でもトラブルがでたら保証金みたいな感覚で契約に臨む企業経営者が多かったです。

そう

システムは作ってリリースすれば以後完璧でなければならない

と本気で考えてる人がいるんです。なので開発工数はかかるうえどんぶり勘定で上乗せしないとやっていけないのです。

海外だと不具合があれば都度なおしまーすそれでいっしょーその分早くリリースしてつかえるようになりまーす。って感じだからなぁ。

 

で、今回の問題

記事を斜め読みしているのでなんともいえませんが、大規模システムであるため複数回の更新による移行作業計画のしょっぱなでなんらかの移行失敗があったようです。

まず、移行って種類によってはものすごく大変なんですけど、今回は記事を見る限り、正直難易度は低めに入ります。

なので何で起きたのか、、までの資料は確認できていないのでなんともですけど、たぶん人為的ミスじゃないかなと思っています。

 

移行には、完全リプレイスを除いて、どうしてもこの処理をこえたら絶対に引き返せない処理というのが必ずあります。

しかし今回は切り戻しができた(という記事があった)ようなので完全に戻せるやり方だったのがある意味救いだったと思う。

自分が経験した大規模移行は一週間ぐらいかけて稼働させながら新環境に変えていくという内容の一部の部門での対応はしたことがあります。

 

何がどこまでいっていて問題なし、アリ、遅延、切り戻し(その後続行)、復旧などの情報が入り組んでるなかで、対象システムのこれはアップデートしていい、ここはしたらいけない。なんかの条件を1つ1つ処理していくのはマジで死にます。仮眠しておきてたらスケジュール進んでなかったとかあると確認作業で死にます( ´∀` )

 

オラが言いたいこと

風土がいい悪いはともかくSEとしての心構えとして、会社員時代におしえられたのは

計画段階で、どこで何が起きようと100%処理を終わらせること(切戻、リプレイス含)

であります。

もちろんとある処理を実施した後の処理では切り戻しができないタイミングとかありますが、万が一それがおきたときの被害最小限での対処方法は考えておくということです。

 

しかし完璧は絶対にない

もちろん戻れない処理はどんな以降でもあります。(置き換えだと旧サーバー持っていかれて戻せない等もある)

新人時代、どうしてもここの処理を超えた後、エラーが発生したら前にも先にも進めない事態になることを顧客に説明する際、もちろん上司にも事前説明するんですが

こっぴどく上司に怒られました。

なぜか

起きた時の対処方法を全戻ししか考えてなかったから

であります。

問題が起きた時、どうしたらいいか、どこまで検討したのか?ってところを責められました。

 

ようは、例えば戻すよりエラー出したまま進んで後で直すということをちゃんとかんがえていたのか?ということです。

仮に、1%のデータに問題があるならその1%を修復するツールを用意しておけばいいんじゃね?ってことです。

 

最終的には

どこでどうやってもこういうデータが存在していたらこれだけの件数(予測)に問題が発生します。

を整理しきって初めて移行ができます(作業時間も含)。

 

でも動き始めてからエラーもでる

移行事態はそういう細かい積み重ねをして完了したとしても、本来の新機能(モジュール等)にエラーがあり、稼働しはじめたら問題が出るケースもあります。

今回のケースはどうもそうではなさそうなんで、簡単に書きますが、

この場合は、移行というよりも、新モジュール側のバグのため

移行を戻すのが早いのか、新モジュール(鯖)にパッチを当てて直すのが早いか、停止させるのか・・の判断にせまられます。

データが破壊されていく場合は1秒でも早く止めることにはなるんですけどね。

 

とまぁ・・・

システムの移行ってパソコン交換とかとくらべて数万倍考えることが多いです。

たとえば自分のスマホを新しいスマホに入れ替えるとき最近は便利になりボタン1こである程度移行してくれますが、どうしても引き継げないものがあったりしませんか?

商用システムではそういうものが1件でもあって業務ができなくなることは許されません。なので大変です

 

まとめ

ヒューマンエラーはいつどこで起きてもしかたありません。

移行処理に関してはまともな会社になればなるほど”エリートメンバー”が対応します。

雑用とかは新人とか経験浅い人がやったりはしますけど、設計から移行本番までは全てを熟知した人がやることになります。

それぐらい難しいってことを経営にかかわる人達にわかってもらいたいな~と元SE的には思っております。

 

なのでコメンテータが、下請けにやらせたんでしょとか適当なこと言ってるのみるとやっぱり適当なことを言うだけの人だよねって思います。

やり方がよかったか悪かったかの検証は設計、作業そのものを検証しない限りわかりません。

現場のメンバーは完遂にむけてがんばっているので責めないでください。

 

【投資】【新NISA】来年からの投資について自分の頭を整理することも踏まえ記事にしてみる【考え方②】

おばば様が

ここ数日バタバタしていたのはおばば様が鬼籍にはいられたので記事もかけずミニ四駆もしていませんでした。

落ち着いたのでその2を書いていきたいと思います。

おばば様は貯金しろー円あがればほしくなったらその時買えるー

ってよく言ってたの覚えています。

が、今はそんな時代ではなくなりました。時代は変わりましたよね。

 

前回は

円資産を減らし長期分散することで将来に備えるため”新NISAも”使って管理していこうということでした。

今回は、じゃぁ新NISAどういう投資方針にするかを書いていこうと思います。

 

理想は・・・

円、ドルなどの現金(MMF)、金などの貴金属、不動産(REIT)、株(日本・海外)に分散することが理想ですが、そんな金も時間もありません。

もし今の知識と資産を20代でもてていたら、話は違うかもしれませんが、すでにおっさんになった今、、どうしていくかといえばインフレに耐えられそうなポートフォリオとちょびっとだけ(若い時期に比べ)リスクのあるところに投資しようと思います。

 

積立投資

間違ってたらごめんですが、新NISAの積立は基本投信、配当配りまくるものは買えないという認識です。毎月投資は成長株の方でも買えないはずなので(隔月ならあるらしいが)まぁ基本的には買ったら気絶する物。途中で乗り換える場合も売らずにそこから新しいものを積み立てるという方針となります。

2023/10月現在

想定というか、特定口座で、現状ちょこっとだけ持って様子見状態なので、変わる可能性はありますが、積立ようと思ってるのは以下の3つです。

  1. オールカントリー
  2. 世界債券
  3. インド株

の3つです、割合は上のほうが高いと思ってください。

選んだ理由は

①のオルカンはあくまでも世界の情勢を追うための資金であり、インフレになればふえてほしいですし、デフレになれば仕方ないと思えるものとして投資します。円よりましかな?ってところでございます。

で2番目の世界債券は、①のリスクを少しでも減らすための緩衝材です。

③のインドは完全な長期ギャンブルです。はっきり言って現時点の国そのものは信用していませんが優秀な方も多いしなにより人口が一番ふえそうな国上位であるため経済活動が一番活発になるだろうと思っています。

なのでこの3つで当分は行く気になっています。

 

災害や、世界情勢の変化は未来予知ができるわけではないので正しいかどうかの答え合わせは2040年とか2050年に行えばいいと思っています。

 

どうでもいいけどリスクの低減とかいっていますが

買うものすべてが下落する未来ならなにやってもだめですのでその点は理解してくださいね。

ただ、個人的に円は某ヤバかった国のようにインフレするとは思っていませんが緩やかには価値を失っていくと思っています。なので円預金を減らすわけですから。

さらに念をおしておくと

防衛資金には絶対手を付けてはいけません新NISAも含めてです。

すくなくとも半年、できれば1~2年ぐらいなんもできなくなっても衣食住が確保できる現金はおいといてください。

過去の経験や周りをみていると怪我や病気で1年ぐらいなんもできなくなるってことは結構な確率で起きます。

そういうときのために保険にはいるか自力で円をのこしておくかは必ずしておいてください。

自分は保険は自動車保険以外は糞(自分で積立する)という方針をとっているので、自力で貯蓄できない方は保険にでも入っておきましょう。ちゃんと選べばよいものです。

 

日本株は?

積立では日本はオルカンに少しはいってるだけで基本無視してました。

なんでかというと、日本株は今まで通り配当株を買いたいからです。*1

効率厨には無駄!っていわれるかもしれませんが、

自分は株も娯楽の一つであります。

なのでそこから得られる配当金とか株主優待でニコニコもしたいわけです。

なので投信はすべて積立にまかせ、個別株は自分でえらんで、年2回*2買い増ししていきます。

なのでどこに投資すかはその時次第ですね。

 

まとめ

日本株はここ数日ガッツリ下がっていますが

10年~先を見た場合、災害等は必ず起きると思っていますし日本株はいちどは下落すると思います。それも踏まえて最悪なくなっても仕方ないと考えられる分を投資に回していきます。

円だって今年の1万円が来年の1万円と同じ価値である可能性はありませんからね

 

次回はできないかもしれないけど不動産投資について考えようと思います。

 

*1:正確には海外株も

*2:これはここ数年やってる事

【投資】【新NISA】来年からの投資について自分の頭を整理することも踏まえ記事にしてみる【考え方①】

基本的に

何シリーズかになるかもしれませんが

  • あくまでも素人の意見である
  • 根拠はオラの頭だけ
  • 儲かる確率はしらん、負ける確率だって高い

です。それでもよければ読んでコメントとかくれるとありがたいです。

 

まず、、、

私個人は、20代から多少の投資をかじっています。ガッツリは本業優先だったためマジ遊びです。

やってたことを長い順に書くと

  • 日本株式(基本配当・優待目当てがメイン)
  • 金積立(インフレ対策のため少額、たまにスポット)
  • 投資信託(1万とかそんなレベル)
  • 米国株式
  • 信用取引(体験レベル)
  • FX(体験レベル)
  • 仮想通貨(マイニング等)
  • paypayポイント投資(おまけ)

積立は一瞬idecoをやったぐらいです。

生涯成績は、今の証券会社になってからだと生活保護1年分ぐらいは含み益もってるかな?ぐらいのほんとちょこっとです。

 

本気で始めようとしてるわけ

もうね、円だけ持ってる時代ではないということです。

自分は円とインフレ対策のために少額ではあるが金の積立することで生活していました。

でもうおっさんの年齢にもなり、円預金は防衛資金だけおいて、老後にむけ資産形成しておいたほうがいいだろうということがあります。

また、背景として家・車、その他含めてローン等がない状態ですので震災でもないかぎり生きるだけならローコストで生きていけます。なのでその足しになればいいなと思っています。

 

円がゴミになる

可能性はWW3でもおきてぼろんぼろんにならないかぎり0になることはないと思っています。

もしなったら金やモノ資産をたくさんもっていて、それを使って生きることがあるかもしれませんが、日本国内で生活が厳しくなるということは確定しているので。

そのときまだ価値があるものにGoldを変えて逃げることになるでしょう。

が、お隣さんが世界情勢無視してとちくるった行動しない限り起きないでしょう。

ただ近いお隣さんが動いてしまっている現状、、あるかもな、って感じです。

 

昔かった金貨

知り合いと買いに行った初金貨、いまだとなんぼするんだ( ´∀` )15万5千円?

 

 

よって、円以外の比率を高めよう!

って思っているところに新NISAが始まるので、できる限り利用していく方針をとりたいということで、現在作戦を練ってる段階となります。

 

 

新NISAは

個人的には、利益がでれば非課税になる。そして1年間(通年)での限度額がある制度

という認識であり、基本放置しておくものとおもっています。

儲かる儲かるって書いてる記事や動画などをみると、年5%とか年7%とかで運用したらこれぐらいになるぜ!!!!!っていってるのはあくまでも過去の統計であり、そうなる可能性が高いがそうなるわけではありません。

そして、損がでても他の利益でてるものとの相殺とかもできません。そもそも元金の枠を使った結果どうなったかだけが結果として反映されるためです。

 

そのため

私は新NISAは一度つっこんだら、枠をつかいきるまで、いじってはいけないもの(なくなることがわかるなど特殊ケース除く)だとおもっています。

利益がでたから利確、損がでたから損切、何かを考えてる資産を突っ込む場所ではないと思っています。

よって、収入もなく年金生活もきびしくなったころ(オラがもらうころはだいぶ減っているだろ)切り崩すための資金であり、

車買える額たまったぜいえええええええええい

って使うものではありません。あくまでも個人の意見ですので、買いたきゃかえばいいんですよ( ´∀` )

 

というわけでとりあえずの方針は

  1. 円は生活防衛資金としてある程度はとっておくが、当面基本切り崩す
  2. 新NISAには自分が動けなくなるまで気絶できる資金を投入する
  3. 金積立は、本当に現物しか役に立たなくなったときの最終防衛資金とする

ということで

取り崩す順序は

  • 現金->米ドル等外貨->株式(特定・旧NISA)->株式(新NISA)→金

となります。

 

次回は

新NISAをどういう戦略で戦うかを書いていきたいと思います。

株式に分散したりインデックスに投資しても株式市場にだけ投入するのは分散ではないため、債券、MMF、嫌いなリートなどもふくめてどう思っているかを書きたいと思います。