という疑問が
学生のなりたくない職種になりつつある。*1
少しかんがえてみることにした。
自分もブラックブラックいってるじゃねーかアホーアホーアホです。
多職種(見聞き・一部経験)と比較した想像・体験をもとにしています。
まず、少し長いですがまずはIT関係の内部環境について
基本デスクワークです、出張や現場作業があるときは動いたり作業したりと、技術的な労働がありますが、基本IT戦士は会議にしろ普段の成果物作成、オペレーション全てデスクワークです。
なので体を使う仕事(指ぐらい?)ではなく頭です。
がこの頭の使い方でブラック側かホワイト側かがきまります。
単純労働か創造か
これが一番の大きな違いかなとおもいます。IT仕事には大きく分けて
・企画・設計(試験・運用をしないならそれはゴミコンサル)等の構築仕事(以後設計)
・請負製造(主にプログラミング)等の依頼仕事(以後製造)
CE的な、構築・運用・保守もありますが、、ここではシステム製造を主とした部分に絞ります。あんまりいってると、コールセンターまでITじゃろってなるので
どちらの仕事が優れているか?ではなくブラック率が高いのはどちらか?という観点です。
この二つの大きな違いは
設計は製造より考えることが多い。そんなバカな?っていう製造もいるとおもいますが、設計書をどうプログラムに起こすか?という部分では使うのであながち間違いではありませんが、人に例えると
海外セールマンと、翻訳者とかんがえてくれればいいでしょうか?
よって、製造はゴールが一応ある*2、設計はゴールは期限だけである。
よって設計のほうがブラックよりであるのです。あくまでも労働という面でですけど
賃金面では
これも深い問題ですが、基本的には設計>製造なんです。なんでかというと、人口比率が圧倒的に製造が多いからです。簡単なものであれば新人ですら製造できます。マニュアルがありますからね。外国語は本みながら少しできたとしても、相手との商談内容を判断する人とにています。
しかし、スーパープログラマーもいます。あの人でないと任せられない的なもの。これはセンスです。
毎回通訳者と例えてしまいますが、同じ通訳でもこの人は業界に詳しく設計書の理解もはやく、規約もばっちり、そして意図がわかるから間違いや伝え方をうまくやってくれる。
こういう人は製造から設計に引っ張られるか、製造がすきでやってるのでひたすら作ってます。
ってことで金銭面でいえば製造のほうがブラックです。
拘束時間について
賃金とにていますが、製造は過程がある程度見えている*3ので、進捗によってはホワイトです。しかしデスマーチにもなります。
設計は、設計責任者と顧客間で納得がいかない限りスケジュールぎりぎりまで妥協は自分たちの裁量できまります。
作りたいものへの力の入れ方が大きい場合は設計は終わりが見えません。
よってての抜き方もありますが
手の抜き方を間違うと設計が完全にブラックです。
手を抜きまくってホワイトにしている設計にあたってしまうと製造がブラックになります。
だいぶ長くなりましたが
IT産業もすでに半世紀近い歴史をもってきたにもかかわらず、自動車や機械産業のような効率化がうまくできていないのも実情です。というかサイクルが早いのです、産業革命的なことが(小さいけど)頻繁に起こるため、安定しないのではないかと自分は考えています。
よって、他の職種から比べると、一定の同じ作業の繰り返しではない。
というのが一番大きいんじゃないかなーと思う。例えば製造業で溶接します。といえば溶接自体の技量はどんどんあがっていきますが、機械の進歩は歴史的にみても大きく変わっていません、部材がかわったりはしていますけどね。
事務作業やライン仕事はその仕事をずっと続ける限り大きくはかわりませんよね。車種が変わって取り付ける部品が変わった、毎月の決算処理で部署や税務内容が変わったとかありますが、基本は同じです。
どちらかといえばIT化によって自動化・効率化してきている部分も多いのではないでしょうか?鉛筆でかいてたものがパソコンになったり、電卓叩いてたものがExcelになったりプログラムになったりと。。。
そうなると、人がいらなくなったり賃金がさがります。。。
あれ?ITが悪の根源?まぁロボットやAI(とよばれているプログラム達)が仕事奪うっていうのは何十年も前から言われていたことですし、それが進化だと思います。
農業や建築土木、流通も顧客としていろいろ業務を聞いたり考えたりしていた時期もあるのですが、この業種は商売基盤が自然であったり、人であったりするので大きくかわりません。ほかが効率的する、要求が厳しくなる(需要のレベルがあがる)ことによって賃金圧迫が起きてしまっています。
そのため、ブラックだーブラックだーっていわれるんじゃないかなーとおもいます。
この人達がいなくなったら生活できなくなるので、自分は尊敬しております。(もともと技術畑出身というのもあってそういう思想がある)
ということは?
結局のところ、環境がかわっていくことについていけない、対応しきれない業種・企業がブラック化していくだけで基本ブラックもホワイトもないきがします。
が一つ言えることは
企業がブラック化することをIT産業が進めている
のは事実だと思います。
で、唯一影響を受けにくいのが行政(事務な公務員)であります。*4独自できめたことど独自ルールで仕事できますから。
IT関係はブラックか
結論は結局会社による。です。
話は発散していますが、どこの業種も一緒です。誰と商売するか業種の中でどんな仕事をするのかによってちがうので一概にブラックではないとおもいます。
自分がブラックだーブラックだーっていってますが、
実際他のサラリーマンからくらべれば、圧倒的拘束時間と作業量は多かったですが、最終的な賃金・福利厚生は企業としてはトップクラスですから。
(自分/顧客にとっても)ブラック化の根源だったということは薄々気が付いていましたけどね。
ドMだったわけです。
なのでちゃんと自分がやりたいことが出来、それに見合う報酬がえられそうな職場はIT環境にもたくさんありますし、他業種と同じ程度ブラックもホワイトも存在するとおもいます。
一部だけ切り取ってブラックということは意味のない議論だと自分は思っています。
まとめ
何かよくわからん記事ですが、職場を選ぶとき何をもってブラックと呼ぶかは人それぞれなので、自分がホワイトとおもう企業・職種・起業するなど選択すればよいのです。
そのために大学まで勉強してやれることをふやしているんですからね!
これ大事、経験しないと分からないことでしょうけど、あの時勉強していたらこういう事も出来たかもしれないという後悔を向上心のある人は一度や二度は必ずします。
テストの点がよいはあまり役に断ちませんが(入社時規定クリア・試験ぐらい?)得た知識やその手法は行きたい業種とマッチすれば大きな武器になります。
なので、早めに自分が何をやりたいのか、どいうことを将来行うのかを決めて勉強しているとブラック化を防げるとおもいます。
医者・弁護士等がいい例ですかね?(いい例、悪い例ありますが)少なからず学生時代に勉強し免許取得しその道へ進むわけですから。*5