元SEの車・バイクネタ&毒吐き日記、時々仮想通貨

元SEが愚痴ってるだけの日記を記載しています。

【愚痴】イラストレータたちの愚痴について

最近ツイッターでよく流れてくるようになりました

ただ絵を描くだけなのに高いとか、何枚作るのにスケジュールきつすぎるだろ。

と顧客の理解の無さを痛感しているのは理解しているつもりでる。

 

そんな自分には絵心は全くないので絵を描ける人は素晴らしいと思う。

 

※私は、発注なり契約したならば、対価は必ず支払うべきであると考えている人である。すなわち契約次第ではあるが不当評価する人は大嫌いである。

 

愚痴をみていて

いくつかきになることがある。

まず、自己評価(プライド?)が該当業界常識レベルよりも高い人も一定数いるということ。

 

これはSEやっててもおもってました、自分の単金なんでクソ安いんだ、うちの社員はもっとやってますが、、、っていう言葉はよく聞くネタである。

が、周りを客観的にみてどうなの?どのレベルなの?という視点が抜けていることがある。

例えばAさんが1枚1万円で制作したものと、Bさんが5000円で制作したものについて、

自己評価は置いておいて顧客がBさんの絵を気に入ったのであればAさんは次回から発注する場合、5000円以下の契約でないと行わなくなる。

でもAさん視点ではBさんの絵より自分の絵のほうが出来がよいと思ったら文句を言うはずである。当たり前である。なんで自分作品が・・・とね。

Bさん風にかけばAさんはもっと高く受注できるかもしれないがそんなことはしないだろう。需要と供給のバランスである。

よってこの場合の敵はバランスブレイカーである、顧客が望む絵を格安で量産する人がいればその人に集中する(基準になる)のは当たり前である。

 

次は業界が腐っている可能性がある、この業界のことをよくしらないので適当かもしれないが、出来高払いで契約している可能性がある。

システムであれば製造請負で仕様書わたしてつくってもらって、出来てなければリジェクトなり減額ってね。

これはまっとうであればリジェクトしたものは使われないし、スケジュールまでに間に合わない場合は報酬は減額である(契約による)

ただ、ここはプログラム(システム)と違う点は、絶対的評価ができないことである。

 

機能が書かれている通りである、性能が指定された通りであるなどの絶対的評価があるものと、受け取った側の評価点で決まるもの(あいまい評価が可能)の二つがあるとおもうのだが、後者の場合、作りてはたまったものじゃない。そういうことが横行しているのかもしれない。

 

自分が経験した失敗談

システムを作るうえでもアイコンやデザインが必要なコンテンツがある場合、もちろん専門業者を使う、イラストレータであったり絵師さんであったり(ゲーム的なものはつくったことありません)。

で、私の運がわるいだけかもしれませんが、

最終納期を守った方は0です。

ドラフトまでは守る人は多かったですが、その後納品期限を守った人(会社)はいません。

システム屋が全部しりぬぐいしています。

 

理由は

納得いくレベルの物が出来ていない、もう少し時間くれたら良いものが出来ます

※直接契約している場合はスケジュール機嫌で無理やりにでも引き出しますが、最終的に良いものにしたいがため、最終版が出来たら結局無償対応になります。そうしないと自分たちの納品に影響がでますので。(仮です‥って泣きいれます)

そうした場合、システム屋としても良いものを作りたいために、スケジュール調整を実施します。例えば3日後までなら差し替え出来ますが、それを過ぎると試験時間がたりなくなり、こちらの納品が遅れます。

顧客が指名している場合、試験軽視でなぜか受け入れてしまうんですよね、、、

 

なので、だんだんと遅れること前提でショートスケジュールで依頼することが多くなるんですよね。。。自業自得?どっちが悪いのでしょうか?

 

なんであいつら(失礼)納期が例えば今日だとすると明日の出社時間まで大丈夫っておもうだろうな。

今日納品日ですよーっていうと、今日中にできるので明日朝までにはーって何度もききました。

少なくとも私達(会社)の基準は終業時間中に受取側が受領確認がとれること。が納期の常識でした。

一度それで遅れた相手には大抵時間指定が入ります。AM中とかね。

最初からそうしとけよ、、っていわれそうですが。。話がながくなるのでやめておきましょう。

 

一番悪いのは

対価を払わない人である

これだけは絶対。

次に、出来る(修正できる)といっておきながら直前でギブする人。ある意味現場では一位。

そして、品質、納期を顧客目線で見れない人

という感じですかねぇ、、、

 

アーティスト的な美術品を扱う事は自分は人の命を扱う仕事の次に嫌いです。

プログラマーも実はアーティスティックなところもありますが、それは大規模システムでは不要なので私がいた分野ではゴミ扱いでした。この変についてもまた詳しくいつか書いてみましょうかね。

すくなくとも効率よかろうが、画期的なコードだろうが、メンテできる人が最低でもチーム単位ぐらいできないコードはゴミコードです。*1

 

まとめ

自分が作る作品の分野、業界の現状をしり(顧客評価で)そのレベルに見合った実力、そしてそれを行ってもらえる対価が自分に合わないとなる場合は受けるべきではないのです。

仕事がほしいからとったけど、安すぎ!、スケジュール短すぎ!とか言ってる人が一定数いるんじゃないかとおもっています。全員ではないとおもっています。

 

事実上明確な完成(終わり)がない世界なので大変だとおもいますが、皆さんがんばってくださいまし。

*1:大抵そういうコードは規約違反してます。