ということで
あの会社の経営陣は辞任することで責任をとられるようです。
政治の世界もそうですが、やめることで責任をとれるって楽だなーっていつも思います。
グローバルスタンダードと日本の「ものさし」―責任の取り方に見る文化の異相 (カッパ・ブックス)
- 作者: 日下公人
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2001/09
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自分たちは最後までやってたから
会社方針もあり、赤字垂れ流しながらでも最低限お客様が納得するレベルもしくは契約内容で遂行できるレベルまでは開発辞めませんでした。*1
自分は火消部署にいたせいもあって赤字プロジェクトをたくさんみてきました。
できるだけ赤を増やさず、動くようにするのが使命でした。
で、、、感じてることは、
初期メンバーがいなくなるのが一番困るんです。
経緯も状況も分からなくなるからです。しかも初期メンバーが一番内情を知っているので辞められてしまうと(異動なら追っかけてでも捕まえてた)手が出せません。
マジで、現場は過去を知っている人に辞められるのが最悪なんです。*2
問題があるプロジェクトほど
資料がありません、残ったメンバーに聞くと、生き字引にきいておくれ、、でももういないよみたいになります。
マジ責任とって辞めるぐらいなら責任感じて残ってくれって気がします。
責任の取り方
自分は、迷惑かけたならその部分を明確に解消してからやめるべきだと思います。
辞任していいのは、
いるだけで邪魔になる人だけです。
そんな人が進めてるプロジェクトだったらマジつぶして作り直したほうがいいんです。
もちろん会社予算の関係でどっちとるかよくなやんでました。
作り直すコスト、直すコストさてどっち!と
なのでせめてその辺の整理がつくまで、お客様への被害対処にめどが着くまで頑張るのが仕事じゃないかなと思っています。
まとめ
責任の取り方って人それぞれ意見が違うとおもいますが、自分は請け負った部分は最後まで見届けるのが責任だと思っています。
もちろんサラリーマン社員の場合は現場を知らない上の人が責任をとってやめる(処罰される)だけでしょうが、そういう人達は内情を知りませんから問題ないんです。
ってことで、今回のケースも逃げたか、要らないよって思われたかどっちかだとおもっていますが、個人的には前者だと思っています。引継ぎした現場の人(経営レベルではない)は大変だろうなーと想像します。